偏食・不規則な食生活

現代人の食生活はかなり乱れた状態になってしまっているのが現実ですね。この飽食の時代、食べるものはたくさんあるものの、偏らず健康的な食生活を遅れている人はなかなかいないといっても過言ではありません。

一昔前までは、家にはお母さんやおばあちゃんが常にいて家事をする、子どもたちは学校や幼稚園から明るいうちに帰ってきてまた遊びにいっても夕方には家にいる、お父さんやおじいちゃんは決まった時間に家に帰ってくる。

おなかがすいたら家で作ったものを食べる…そんな姿が当たり前でした。けれど、今はそういう環境自体がなかなかないですね。核家族がほとんどで、仕事は残業や不定休も多いです。女性の社会進出ももちろんのこと、子どもたちも習い事などで家で家族全員が揃って食事をするのも毎日とはいかない家庭も多いのではないでしょうか。

外食産業も発展して、手軽に安価で口に合うものがすぐに手に入り、いつでも食べに行くことができるようになっていますね。昔のように外食といえば、家族にとってちょっとしたお出かけイベントのような感覚はもう過去のものになっているように思います。

また家族連れの外食はもちろんのこと、男女問わず独り暮らしの人も外食が多くなったりします。自分で材料を揃えて自炊するのは億劫だし、効率も悪いですし、1人分だけとなるとかえってコスパが高くなってしまうこともあります。そうなると、でき合いのものやファーストフードなどのような、手軽で口に合うものをチョイスすることも増えますよね。

自分も独り暮らしの時は冷凍食品やお惣菜を重宝していました。しかも自分のお金で好きなものを買えるのだからという感覚からか、ついつい食べたいものばかりを選んでしまうんですよね。もしくは外食で友達と一緒にワイワイ食べたり、とがめる人もいないのでお菓子が食事代わりなんていうこともありました。成人していればお酒も飲みたいし、ついつい高カロリーで味の濃い食べ物が多くなってしまうのもありがちですね。

仕事をしている人も然り、なんだかんだで残業や付き合いに追われて、毎日の食事は時間もバラバラ、落ち着いてよく噛んで食べることを意識できる余裕なんてなかなかないんじゃないでしょうか。ストレスもたまるから間食やお酒も増えたりして…。家で食事が食べられる人も朝食や昼食は外食だったり軽めに済ませたり、夕食も遅い時間になってしまうことも少なくはないように思います。

大学生のみならず、最近では中学生や高校生の食生活の偏りも指摘されています。その低年齢化はもはや小学生にまで及んでいるとか。塾や習い事で時間に追われ、食卓でごはんを食べない子どもたちがいるという光景が一時期取りざたされていました。それに加えてファーストフードやファミレスやコンビニが身近で、かつ安価な上に子どもたちにとって魅力的な環境であることもそれを助長しているようにも思います。家でも子どもたちを放っておいてみると、食べたがるものは甘いものや脂っこいものばかりですね。

ならば主婦はどうかといえば、仕事をしている場合はもちろんのこと、専業であっても比較的自由のきく昼食なんかは、意外に乱れていることも多いです。家族のことは気にできても、自分1人のことになると、ここぞとばかりに手を抜いてしまう部分でもあります。時間を区切っての昼休みなんかがないだけに、ハッと時計を見れば、もうすでにお昼ごはんの時間というには大幅に夕方めいていたり、そうこうしているうちに子どもが帰ってきたり…いや、逆に子どもがずっといようものなら、なおかつ余裕がないですし、夕食の準備でどたばたしたり…それこそ前日の夕飯の残りでもあれば良いですが、ないときはわざわざ作るのも億劫になったりします。

こうして不規則な食生活や、偏食の現実を見てみると、やはり一番の原因は食事にかける時間と手間をかけるのが難しいというところにありますね。まさに現代人の悩みである「忙しさ」自体にどんどん首を絞められていっているような気がします。作るにも食べるにも、ゆっくりと時間をかけられる生活ができればそれに越したことはないのですが、なかなかそうはいかないのが現実ですよね。

時間がどうしようもない以上、時間をかけないで食生活の乱れを改善するにはどうすれば良いでしょうか。そもそも乱れている・偏っているといいますが、どのように乱れ、偏っているのでしょうか。「じゃあ、何をどう食べれば健康的な食生活になるんだ」と考えたときに、誰もがもっと食べなくてはいけないものとして思い浮かべるのは野菜だと思います。実際、食生活が偏っていると感じるときのメニューには野菜の存在が薄すぎることが多いですね。外食するときに前に並んだメニューをみると明らかに野菜類が少ないことに気づきます。言い換えれば炭水化物やタンパク質や脂質は外食でも簡単に摂ることができるのです。塩分や糖分も然りです。

人間の体を作って動かすには、エネルギーの素となる炭水化物・糖分や脂質、体をつくる材料となるタンパク質が不可欠です。しかしそれらを効率よく、円滑に利用するために必要なのが野菜に多く含まれるビタミンやミネラルなのです。そして野菜に最も多く含まれ、体を健康に保つためになくてはならないといっても過言ではない食物繊維も必要です。

ビタミンやミネラルは、もちろん炭水化物やタンパク質に分類される食材にも含まれています。特に米を主食とする日本人は諸外国よりもビタミンやミネラル摂取については有利とも言える環境です。実際に諸外国ではライスを野菜に分類したりもしますね。まあ、そこは日本人がジャガイモやさつま芋を野菜に分類したりすることと共通しているとは言えますが…

じゃあごはんだけ食べていれば問題ないのかというとそうでもないわけで、私個人としては野菜の必要性の一番大きなところは食物繊維だと思います。明らかに足りていないと便の色や回数・肌の調子にテキメン現れてきます。

かといって野菜をたくさん食べようと思うなら、調理しなくてはならない。もちろん切るだけで、生で食べることのできるものが多いことも野菜の大きな魅力ではありますが、生のままでは現実問題として、あまり量が食べられないのがたまにキズです。皿に生で野菜類を食べようとするときにかけることの多い、マヨネーズなどのソースやドレッシングは、カロリーや塩分・糖分が多いものも多いです。火を入れて味をつけるとなると手間と時間がかかってしまうということになり、じゃあ結局しっかり料理して意識して多目にとるしか野菜を補う手段はないのかよー!!という堂々巡りになってしまうわけです。

けれど最近はそんな悩みを解決してくれる便利なものがたくさんあって、ドラッグストアやスーパーで気軽に手に入るんですよね。それは例えば野菜ジュースであったりサプリメントであったり青汁であったりします。

野菜ジュースはよく糖分が多いとか、結局のところ栄養素が入ってるかどうかビミョーといわれたりしますよね。確かに飲みやすくするために砂糖が入っていたり、果汁が多くなっていたりすることもあります。これだけの野菜が入っています!!と言われても、製造の過程で加熱や濾過によって、原材料の持つ成分は残っていないことも多いです。自分で野菜を調理するときにも、もちろん水洗いや加熱をするので、原材料のもつ栄養素をそのまま摂れるかといえばそうでもないのですが、市販の野菜ジュースはそのパーセンテージが明らかに違うものも多いですね。何より口当たりがサラっとしているものは食物繊維はほとんど残っていないと考えた方がいいです。野菜を食べる上での最大の魅力なのにもったいないですよね。不足している野菜を野菜ジュースで補おうとするならば、ちゃんと適したものを選ばないと意味がないということですね。

サプリメントについては効率的に必要な栄養素にスポットを当てて補うことができるのでさらに便利です。ただ、こちらも食物繊維と必要な栄養素を摂ろうとすると、1種類以上を組み合わせて飲まなくてはならないのが現実です。大体が1日あたり20~90円くらいがメジャーどころのようなので、コスト的には×組み合わせ量となりますので、そこそこのお値段になることもあります。さらに食物繊維を1日100g以上過剰摂取すると、カルシウム・マグネシウム・銅・亜鉛・鉄などのミネラルを排出してしまったり、ビタミン類のサプリメントを常用していて、1日あたり30g以上の食物繊維をとる場合は、飲む間隔を最低1時間以上は時間をずらさなくてはいけなかったりで、注意や気配りは必要です。

その点でいうならば青汁はとても便利なアイテムと言えます。なんせサプリメントではなく、食品です。青汁と聞いて思い浮かぶのは「不味い」「苦い」という印象ですよね。いくら野菜がわりになるとはいえ、美味しくないのはストレスにもなるし飲みたくないですよね。

ところが…

最近の青汁の飲みやすさったら…むしろ濃いお茶のような風味のものも多く、お茶に親しんでいる日本人にとっては馴染みやすい味とも言えます。何よりお茶に近いと食事時に一緒に飲めますし、続けやすいですね。

今は形状も色々ありますね。粉状のものやドリンク状のものはもちろんのこと、冷凍のものや錠剤タイプのものもあります。青汁の良いところはなんといっても「野菜がほぼまるごとそのままの状態」で摂れることです。製法こそ商品によってそれぞれでたくさんありますが、原料である野菜そのものが粉砕されてまるごと入っているのが青汁の良さですね。お料理しなくても、腐らせないように気を使わなくても、少しの量で充分な野菜量を手軽に摂ることができるのです。言い換えれば「野菜の干物」を食生活に取り入れることができるということです。

中には付加価値のあるものも多く、乳酸菌や漢方を含むものもあります。商品によって全く味が違うので、自分にあったものを探せるのも魅力です。多くのものが水に溶くだけで飲み物として食生活に取り入れることができるので、携帯しやすく、時間も場所も選ばないのも便利です。マグボトルの携帯も当たり前になっている…というよりマナーにもなってきている昨今、青汁での野菜類の補給は時代のニーズにマッチしているとも言えますね。

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